テレビ録画専用PC

テレビ録画専用PC パソコンやデジカメなどデジタル製品に関する記事です。
このたびTV録画専用PCのハードディスクをより大容量のものにアップグレードしたのですが、そこでトラブルです。
最初はきちんと動作しているかと思っていたら、ある日録画された番組を見ようと思ってテレビの表示をPCの画面に切り替えたら、休止状態からの復帰に失敗して、「DISK BOOT FAILURE,INSERT SYSTEM DISK AND PRESS ENTER」と表示されたまま起動していません。システムディスクはちゃんと接続されているのでEnterを押しても同じメッセージが繰り返し表示されるだけ。要するに、起動ディスクの認識に失敗しています。
当然、録画予約した番組も録画されません。

まず疑うのは、マザーボードかハードディスクでしょう。
マザーはMSIのK8MM-V。チップセットは、VIAのK8M800にVT8237Rを組み合わせたものです。
また、これまで使っていたHDDは、Western DigitalのWD3200AAKS。シリアルATAの320GBのものです。
新しいHDDは、SeagateのST3500320AS。これまたシリアルATAで、500GBのものです。
K8MM-Vは、ネット上の情報から、もともとシリアルATAに不安がある印象を持っていたのですが、それでも今までは問題なく使えていました。

原因はよく分かりませんが、一種の相性なのかなと思いました。
大容量ハードディスクはスピンアップに時間がかかってBIOSの認識が間に合わないとか、あるいは、起動時に大電流を必要とする一部のHDDは電源によってうまく動作しないことがあるような“噂”を聞いたことがありますが、真偽のほどは分かりません。
いずれにせよ、HDDかBIOSのどちらかが対応してくれれば解決できそうではあるんですが。

ともかく、解決するために何かしなければならないと思い、シリアルATAのモードをRAIDからIDEに変更したりしたら、まったく問題なくなりました。BIOSの余計な画面(RAIDの)も表示されなくなって、今まで無駄なことをしていたのか、などと思っていたら、

やっぱり事はそう簡単ではなくて、
それでも起動に失敗するということにほどなくして気付いたわけです。

今度は、BIOSのQuickBootingをDisableにしてみてもダメ、シリアルATAをIDEモードにしてもRAIDモードにしてもダメということで、前回うまくいったように見えたのは単なる偶然だったことが証明されてしまったわけです。

ここで、ハードディスクの消費電力についてネットで検索してみたら、それを調べた人がいて、それが以下のURLです。
http://pc.usy.jp/wiki/index.php?%BE%C3%C8%F1%C5%C5%CE%CF%2FHDD
スピンアップ時とアイドル時の消費電力が記載されていますが、SeagateのBarracuda7200.10シリーズはスピンアップ時にけっこう電力を食うようですが、7200.11(今回私が購入したのもコレ)は過去のモデルに比べると(特にスピンアップ時の消費電力が)下がってきていますし、それに、以前7200.9シリーズをこのマザーボードで使用していたことがあるので、どうも消費電力は関係していないような気がしてきました。(それに、テレビチューナーカードを3枚挿していることを除けば最小限の構成に近いということもあります。)

いろいろ試してみてどんな状況で発生するのか調べてみると、
再起動する場合や、起動に失敗して強制終了したすぐ後に電源を入れる場合には発生しない一方、シャットダウンや休止状態で完全に止まった状態からの電源ONではコケるということが分かりました。

初歩的な部分で、K8MM-VのチップセットはシリアルATAの3.0Gbit/sec転送に対応していないので、HDDのジャンパピンを1.5Gbit/secに設定するのはちゃんとやっています。

他には、コンセントをタコ足からではなく別のところから取ってみるとか(笑)、BIOSのBoot Sequenceでシステムを起動するデバイスの順番を変えてみたりとか、いろいろやってみたんですが、その時はうまくいったように見えるものの、少しするとやっぱりダメだということに気付きました。

これはもう、マザーボードとシリアルATAハードディスクの相性かなと思いつつも、他にも例えば、マザーボードがいかれてるとか、電源が弱ってきているとか、意外な可能性もないわけではありませんが、HDDを交換して済むのであればそれが一番簡単なので、思い切って別のハードディスク、しかもパラレルATAのものに交換することにしました。

といっても、パラレルATAは製品のラインナップも少なくなってきているうえ、値段も少し高いんですよね。
購入したのは、Western DigitalのWD5000AKSです。今はどこのメーカーのドライブも静かですねぇ。

しかし、同じ現象が発生してしまいました。今さらながら、シリアルかパラレルかは問題じゃないことが分かったという・・・。

でも、それはたった1回だけでその後はまったく問題が起きなかったので、あれはいったい何だったんだろうと思っていたら、数日後、全く起動しなくなりました。
BIOSを見ていると、ハードディスクが認識すらされていません。
CMOSクリアしてもダメで、一時はかなり焦ったのですが、拡張カード類をいったんはずして組み直したらなんとか起動してくれました。

印象としては、どうやらHDDの自動認識がおかしいような感じです。
BIOSの「Standard CMOS Features」-「IDE Channel 0 Master」にHDDの名前が表示されていて、Enterを押して個別の設定に入ると、
「Standard CMOS Features」の画面
「IDE HDD Auto-Detection」のところに「Press Enter」とありますが、ここでEnterを押しても、自動検出のダイアログが出たまま動かなくなってしまいます。
ドライブの名前は認識されているのに、その設定を自動認識するところでつまづいているということでしょうか。
「IDE HDD Auto-Detection」の画面
そこで、そのすぐ下、「 IDE Channel 0 Master 」が「Auto」になっているところを「Manual」に変更して、さらにその下、「Access Mode」を「Auto」から「LBA」に変更しました。
ちなみに、こうすると、BIOSの普段表示される画面、Detecting IDE Drives...のところにそのHDDが出てこないんですね。

この状態でしばらく様子を見ていたんですが、その後問題は起きていません。

結局、今回のトラブルで何を得たのかよく分かりませんが、HDDの設定をLBAにするのは基本的なことなのかもしれません。要するに、Autoにまかせていてはうまくいかない場合もあるということでしょうか。

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AopenのMicro-ATX対応キューブ型PCケース「G325」を利用したテレビ録画専用PCについては、これまでもいろいろと書いてきたところですが(詳しくは該当のカテゴリーをご覧ください)、この度TVチューナーを3枚差し、トリプルチューナーにしました。

久しぶりですので、システムについて簡単に説明しておきますと、
CPUはAMD Turion64 MT-34、マザーボードはMSI K8MM-V、今思えば、PCIスロットが3本のマザーを選んでおいて良かったなぁと思います。
TVチューナーカードは、ELSA EX-VISION 1500TV、ハードウェアMPEG2エンコードに対応しています。ロープロファイルにも対応していますが、G325は標準サイズのPCIに対応しているのでロープロ用のブラケットは必要ありません。
OSはMCEではなくてWindowsXP Professionalです。
おさらいになりますが、MCEだとアナログチューナーとライン入力を同時に使用できないのが、私の環境では決定的に不便なのです。また、MCEのMediaCenterよりもINFO.TV PLUSのほうが高機能ということもあります。

システムを組んだ当初はシングルチューナーだったのですが、その後ダブルチューナーにしました。その時は、同じカードを選んだので全く問題はありませんでした。当時、2つの番組を同時に録画できるのは大きいなと思いました。

わが家では予約録画も使用しますが、おまかせ録画も次第に利用頻度が高くなり、最近はフル活用に近い状態になったので、知らないうちにいろいろな番組が録画されています。
家族で利用しているので、ゴールデンタイムを中心に、番組がかち合うことがけっこう出てきました。ちゃんと録画されているかと思ったら、TVチューナーが先に他の番組の録画で占有されていたため、より重要度の高い番組が途中からしか録画されていない、という状況が発生することがありました。

なお、INFO.TV PLUSは高機能なTV視聴ソフトで、 予約録画の際に優先順位を設定できますが、おまかせ録画では不可です。予約録画だけで優先順位を工夫しても、我が家の録画の問題に対処することは不可能ではないかと思っていました。

そこで3枚目のTVチューナーカードを導入することにしたわけです。

カードの選定としては、異種のカードも面白いかもしれませんが、トラブルは避けたいので今回も同じカード、すなわちELSAの1500TVにしました。
ヤフオクで落札したんですが、古いカードの割にはあまり安くなってないなぁという感じです。それだけこのカードの完成度が高いということなのかもしれませんけど。


取り付けは、空いているPCIスロットに差すだけですが、K8MM-Vは3本目のPCIスロットの下にフロントUSB等のコネクタがあるのでやや窮屈な感じになります。
あと、CPUクーラー(刀cu)のファンコントロール用のツマミを取り付ける場所がなくなったので(拡張スロットの空きがなくなったので)、ケース内に放り込んでおくことにしました。

3本のPCIスロットの全てにTVチューナーカードを差した状態はこういうふうになります。
1500TVを3枚差し

少しだけ自己満足に浸りました(6枚差しとかやっている人には笑われてしまうでしょうけど・・・)。

3枚目のカードにもアンテナ線を分配してつなぎます。

もう一つ重要なのは、分配ケーブルも別途用意して、テレビチューナーカードの映像入力と音声入力につなぐことです。
アナログチューナーしか使用しないのならアンテナケーブルをつなげばそれでOKなのですが、我が家では BSチューナー内蔵テレビの「BSロック機能」を使用して衛星放送をテレビチューナーカードのライン入力につないでいます。
テレビ側の出力は1つだけなので、PC側の入力(=TVチューナーカードの枚数)の数に分配してやらないと、(予約録画の場合は録画するカードを選択できますが、)おまかせ録画で正常に録画できない場合が出てきます。

分配ケーブルは、どうも普通には売っていないもののようですが(一度ハードオフで分配機を見かけたことがあります)、ネット上で安く入手できました。
分配ケーブル

写真からも分かるように、特別な仕組みはなく、1つの信号を無理矢理2つに分けるだけのようです。どういうメーカーが作っているのかも分かりません。

PCの裏側はこんな感じで、けっこうケーブルだらけになります(ホコリもすごい・・・)。
PCの裏側・・・


ドライバ、ソフトウェアの設定は全く簡単です。
カードを挿してWindowsを起動すると、自動的にデバイスを認識して、(既にインストールされているのと同じデバイスなので)ドライバのインストールも自動的に行ってくれます。
デバイスマネージャ

INFO.TV PLUSを起動してチューナ設定を開くと既に3つのチューナーが登録されているので何もすることはありません。
チューナ設定


こうして3枚チューナーでの録画が可能になったわけですが、
最後に上に書いた、分配について少し書き加えておきましょう。
結局、1つの出力を2分配ケーブルを2回使用して3つに分配しているのですが、分配ケーブルを2回経由した映像は品質的に少し落ちるように感じます。気のせいかもしれませんけど。
どう見ても簡単な構造のケーブルなのでそれも仕方ないでしょう。
映像を重視するならば、もっとしっかりした、高級な?分配機があったほうが良いかもしれません。
ただ、ハードオフで見かけた分配機(確か4千円だったかな)と比べてどっちが良いのかは分かりません。25インチのブラウン管テレビで投資に見合うだけの画質の向上が得られるのか、という問題もありますし。

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