先日、カシオのEX-S10を店頭で触ってみました。
すると販売員が近寄ってきて、このカメラのセールスポイントなどを話してくれたんですが、最も印象的だったのは、開口一番、「カシオというと、電子辞書や計算機をイメージされるかもしれませんが、デジカメもけっこう作っているんですよ。」と前置きをしたことです。
確かに、一般的にはそういうとらえ方なのかもしれません。
フィルムカメラからデジタルカメラの時代に変わって、家電メーカーのような新興のメーカーが次々に参入して、従来のカメラメーカーからシェアを奪ったわけですが、新興のメーカーの戦略は、例えば、Panasonicは浜崎あゆみなど有名人を起用して盛んにCMを流してデジカメのイメージを定着させようとしています。
それに比べると、シェアの面ではけっこうな割合を占めるとはいえ、カシオのほうが少し地味かもしれない。そういうことからすると、現実はそういうものかもしれないと思いました。
結局、その販売員とのやり取りは、「今はどの機種をお使いですか?」、「実はEX-V7なんです。」というふうに進展していって、販売員のほうもカメラを分かっている客と見て離れていった。
それはそうと、EX-S10を触ってみた感想としては、光沢のあるボディはなかなか質感が高く感じられました。
また、ボタン類は、シャッターボタンを除くと、薄型ボディということもあってか、やや固めに仕上げてありますが、しっかりとしたクリック感がありました。
スペック的には、光学3倍ズーム、有効画素数1,010万画素など際立った特徴はないものの、2.7型のワイド液晶モニター(高性能クリア液晶)を搭載し、画面の右側に情報を表示できるようになっていること、また、顔認識機能や手ブレ補正機能を搭載し、動画撮影のフォーマットは高圧縮・高画質のH.264に対応し、YouTube撮影モードも搭載するなど、最近の機能をしっかり押さえたカメラという印象です。
機能よりもむしろ、薄型にもかかわらず撮影枚数はCIPA規格で280枚とかなりたくさん撮れるのはすごいのではないでしょうか(前のモデル、EX-S880の220枚よりも増えている)。
レンズは35mmフィルム換算で36mmスタートと、やや広角に撮れます。今の時代にアピールはできないでしょうけど、少し広い範囲を撮れるのはメリットだと思います。
ボディの厚さは15ミリで、デジカメが全体的に薄型化している状況で、「CARDと言えるのか」という問いも出てきそうですが、前のモデル、EX-S880やEX-S770などよりも薄くなっていることは確かです(しかも、バッテリーは長持ち)。
思えば、初期のEXILIM CARDシリーズは単焦点で今よりもかなり薄かったですね。ズームレンズを搭載して少し厚くなってしまったわけですが、このシリーズがこれまで続いてきたということは、それなりの差別化ができているということなのでしょう。
少しでも薄く、より簡単に、しかし流行の機能もほしい、そういう「欲張りな」人にオススメのカメラではないでしょうか。
※関連記事
カシオ EX-Z1080と EX-S880について(07/09/25)
すると販売員が近寄ってきて、このカメラのセールスポイントなどを話してくれたんですが、最も印象的だったのは、開口一番、「カシオというと、電子辞書や計算機をイメージされるかもしれませんが、デジカメもけっこう作っているんですよ。」と前置きをしたことです。
確かに、一般的にはそういうとらえ方なのかもしれません。
フィルムカメラからデジタルカメラの時代に変わって、家電メーカーのような新興のメーカーが次々に参入して、従来のカメラメーカーからシェアを奪ったわけですが、新興のメーカーの戦略は、例えば、Panasonicは浜崎あゆみなど有名人を起用して盛んにCMを流してデジカメのイメージを定着させようとしています。
それに比べると、シェアの面ではけっこうな割合を占めるとはいえ、カシオのほうが少し地味かもしれない。そういうことからすると、現実はそういうものかもしれないと思いました。
結局、その販売員とのやり取りは、「今はどの機種をお使いですか?」、「実はEX-V7なんです。」というふうに進展していって、販売員のほうもカメラを分かっている客と見て離れていった。
それはそうと、EX-S10を触ってみた感想としては、光沢のあるボディはなかなか質感が高く感じられました。
また、ボタン類は、シャッターボタンを除くと、薄型ボディということもあってか、やや固めに仕上げてありますが、しっかりとしたクリック感がありました。
スペック的には、光学3倍ズーム、有効画素数1,010万画素など際立った特徴はないものの、2.7型のワイド液晶モニター(高性能クリア液晶)を搭載し、画面の右側に情報を表示できるようになっていること、また、顔認識機能や手ブレ補正機能を搭載し、動画撮影のフォーマットは高圧縮・高画質のH.264に対応し、YouTube撮影モードも搭載するなど、最近の機能をしっかり押さえたカメラという印象です。
機能よりもむしろ、薄型にもかかわらず撮影枚数はCIPA規格で280枚とかなりたくさん撮れるのはすごいのではないでしょうか(前のモデル、EX-S880の220枚よりも増えている)。
レンズは35mmフィルム換算で36mmスタートと、やや広角に撮れます。今の時代にアピールはできないでしょうけど、少し広い範囲を撮れるのはメリットだと思います。
ボディの厚さは15ミリで、デジカメが全体的に薄型化している状況で、「CARDと言えるのか」という問いも出てきそうですが、前のモデル、EX-S880やEX-S770などよりも薄くなっていることは確かです(しかも、バッテリーは長持ち)。
思えば、初期のEXILIM CARDシリーズは単焦点で今よりもかなり薄かったですね。ズームレンズを搭載して少し厚くなってしまったわけですが、このシリーズがこれまで続いてきたということは、それなりの差別化ができているということなのでしょう。
少しでも薄く、より簡単に、しかし流行の機能もほしい、そういう「欲張りな」人にオススメのカメラではないでしょうか。
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カシオ EX-Z1080と EX-S880について(07/09/25)
実は、職場で富士フイルムのFinepix F50fdを買うことになりました。
最初は別の人がSonyのDSC-T2を選んだのですが、タッチパネルの独特の操作性とそれによる取っつきにくさ、指紋が付きやすいことなどを理由に私が反対したのです。また、前のカメラが同じ富士フィルムだったので操作性の面でも安心感があるという点もありました。
Sonyのほうは、スマイルシャッターを搭載していたり、個人で楽しむ分には面白いカメラだと思いますが、業務用という性格上、カメラに詳しくない人も利用することを考えると、別のカメラのほうが適していると思ったのです。
個人的には、数年前にFinepix 1400zを使用していたので、富士フイルムのカメラはなつかしく感じます。
一時期、富士フイルムのカメラは、売れているにもかかわらず評論家からは評価されていなかった(それは「エッジ強調で女性の髪がガサつく」といったもの)ことがあったと思いますが、今は当時とは違って、質実剛健なカメラのような気がします。その流れを決定付けたのはFinepix F30なのかもしれませんけど。
Finepix F50fdの特徴というと、高感度に強いと言われたF31fdの後継機種であること、xDピクチャーカードとSD/SDHCカードの両方に対応していること、といったところでしょうか。あまり際立った特徴はない気がします。
実際には、手ブレ補正の搭載とか、1200万画素とか、大きな変化もあるのですが、他のメーカーの機種と比較すると特別珍しいわけでもないと言ってよいと思います。
その他の部分では、光学ズームにしろ、液晶画面のサイズにしろ、平均的あるいは平均以上といったところでしょうか。
最近はインナーズームレンズを採用した機種も多いですが、F50fdは沈胴式を採用していることもあって、レンズの明るさ、すなわち開放F値はテレ端側でF2.8と明るめです。
自分はCASIOのEX-V7を所有しているのですが、テレ端でもF3.4です。SANYOのDSC-MZ3からEX-V7に買い替えたのですが、開放F値の2割程度の差はけっこう大きいと感じています。まあ、それを埋めるために手ブレ補正の機能などがあるんでしょうけど。
高感度に関しては、1/1.6型CCDを搭載していますが、1200万画素と高画素のため画素ピッチは小さく、このため特に高感度モード時になるとノイズが発生しやすいようで、ユーザーの声としては、F31fd、F40fdに比べると高感度時の画質は劣るという評価が多いように感じます。
しかし、画素数が少なくても高感度に強い機種を推すのはどちらかというとマニアックなユーザーで、現実問題としては画素数が少ないカメラを高い値段で売ることができないというのはなんとかならないものかと思います。
さて、実物が届く前に、店頭に行ってF50fdを実際に触ってみました。
良い意味で意外だったのは、マニュアル撮影もこなす高機能モデルでありながら、けっこう使いやすいように配慮されていることです。
モードダイヤルは、AUTOを挟んで上に「N(ストロボ有り)」、下に「N(ストロボ無し)」が配置されています。
Nはナチュラルの頭文字でしょうかね。ストロボ有りのほうは、最初はストロボ無し、次にiフラッシュ撮影で合計2枚を連写するというもの、もう片方はストロボ無しで1枚だけ撮影するものです。
自信を持って「ストロボ無しで行く!」と決められる場合はよいとして、迷う場合には2枚を撮って比較できるのは便利な機能ですよね。
最近はストロボの光量に関する技術も進んでいるようですが、ストロボの有無によってその場の雰囲気がガラリと変わってくるものです。
ボタンでストロボのON/OFFを切り替えるのも面倒ではないのですが、「うっかり」は必ずいつか発生するもので、そういう意味では、ダイヤル一つで切り替えられるのはうれしいと思いました。
ただ、Nの場合は(両方とも)AUTOの場合と違って、ISO感度の上限を指定できないということはあります。
それから、ダイヤルを動かすと液晶画面にそのモードについての説明が表示されるのは親切だなと思いました。初心者にも勧めやすいと思います。
動画を撮ってみるとなめらかですが、ただ、フォーマットはMotion JPEG、音声はモノラル、フレームレートは25コマ/秒、動画撮影中のズームは不可と、明らかに動画に力を入れていないのは少し残念です。ただ、業務用なので動画を撮る機会はほとんどないんでしょうけど。
そんなこんなで、少し触ってみた印象としては、Finepix F50fdにはすんなりと入っていけそうな感じがしました。早く本格的に触ってみたいです。
※関連記事
FinePix F50fdが出る(07/08/05)
最初は別の人がSonyのDSC-T2を選んだのですが、タッチパネルの独特の操作性とそれによる取っつきにくさ、指紋が付きやすいことなどを理由に私が反対したのです。また、前のカメラが同じ富士フィルムだったので操作性の面でも安心感があるという点もありました。
Sonyのほうは、スマイルシャッターを搭載していたり、個人で楽しむ分には面白いカメラだと思いますが、業務用という性格上、カメラに詳しくない人も利用することを考えると、別のカメラのほうが適していると思ったのです。
個人的には、数年前にFinepix 1400zを使用していたので、富士フイルムのカメラはなつかしく感じます。
一時期、富士フイルムのカメラは、売れているにもかかわらず評論家からは評価されていなかった(それは「エッジ強調で女性の髪がガサつく」といったもの)ことがあったと思いますが、今は当時とは違って、質実剛健なカメラのような気がします。その流れを決定付けたのはFinepix F30なのかもしれませんけど。
Finepix F50fdの特徴というと、高感度に強いと言われたF31fdの後継機種であること、xDピクチャーカードとSD/SDHCカードの両方に対応していること、といったところでしょうか。あまり際立った特徴はない気がします。
実際には、手ブレ補正の搭載とか、1200万画素とか、大きな変化もあるのですが、他のメーカーの機種と比較すると特別珍しいわけでもないと言ってよいと思います。
その他の部分では、光学ズームにしろ、液晶画面のサイズにしろ、平均的あるいは平均以上といったところでしょうか。
最近はインナーズームレンズを採用した機種も多いですが、F50fdは沈胴式を採用していることもあって、レンズの明るさ、すなわち開放F値はテレ端側でF2.8と明るめです。
自分はCASIOのEX-V7を所有しているのですが、テレ端でもF3.4です。SANYOのDSC-MZ3からEX-V7に買い替えたのですが、開放F値の2割程度の差はけっこう大きいと感じています。まあ、それを埋めるために手ブレ補正の機能などがあるんでしょうけど。
高感度に関しては、1/1.6型CCDを搭載していますが、1200万画素と高画素のため画素ピッチは小さく、このため特に高感度モード時になるとノイズが発生しやすいようで、ユーザーの声としては、F31fd、F40fdに比べると高感度時の画質は劣るという評価が多いように感じます。
しかし、画素数が少なくても高感度に強い機種を推すのはどちらかというとマニアックなユーザーで、現実問題としては画素数が少ないカメラを高い値段で売ることができないというのはなんとかならないものかと思います。
さて、実物が届く前に、店頭に行ってF50fdを実際に触ってみました。
良い意味で意外だったのは、マニュアル撮影もこなす高機能モデルでありながら、けっこう使いやすいように配慮されていることです。
モードダイヤルは、AUTOを挟んで上に「N(ストロボ有り)」、下に「N(ストロボ無し)」が配置されています。
Nはナチュラルの頭文字でしょうかね。ストロボ有りのほうは、最初はストロボ無し、次にiフラッシュ撮影で合計2枚を連写するというもの、もう片方はストロボ無しで1枚だけ撮影するものです。
自信を持って「ストロボ無しで行く!」と決められる場合はよいとして、迷う場合には2枚を撮って比較できるのは便利な機能ですよね。
最近はストロボの光量に関する技術も進んでいるようですが、ストロボの有無によってその場の雰囲気がガラリと変わってくるものです。
ボタンでストロボのON/OFFを切り替えるのも面倒ではないのですが、「うっかり」は必ずいつか発生するもので、そういう意味では、ダイヤル一つで切り替えられるのはうれしいと思いました。
ただ、Nの場合は(両方とも)AUTOの場合と違って、ISO感度の上限を指定できないということはあります。
それから、ダイヤルを動かすと液晶画面にそのモードについての説明が表示されるのは親切だなと思いました。初心者にも勧めやすいと思います。
動画を撮ってみるとなめらかですが、ただ、フォーマットはMotion JPEG、音声はモノラル、フレームレートは25コマ/秒、動画撮影中のズームは不可と、明らかに動画に力を入れていないのは少し残念です。ただ、業務用なので動画を撮る機会はほとんどないんでしょうけど。
そんなこんなで、少し触ってみた印象としては、Finepix F50fdにはすんなりと入っていけそうな感じがしました。早く本格的に触ってみたいです。
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FinePix F50fdが出る(07/08/05)
